jizakiの備忘録

動画や本などのメモ、etc

動画備忘録(萱野稔人)

時間があるのをいいことに、最近見た萱野さん関連動画の備忘録。既に大分忘れてる・・・。

放送日の若いものから順に。

  

「経済成長」という呪縛からの解放VideoNews、生放送

 20130223日) 第619回マル激トーク・オン・ディマンド 

ゲスト:水野和夫(経済)、ホスト:萱野稔人、神保哲生

  •  『超マクロ展望 世界経済の真実』(水野・萱野)出版を期した対談
  • 先進国では人口上昇、生産力、需要が飽和し、これ以上の経済成長はなく、バブルが散発するだけになる。中国やインドもやがて「人口ボーナス」が終わり、飽和する。
  • 今後は、ゼロ成長を前提とした財政を組む必要がある。
  • まず、人々の認識と欲望、生活様式の更新が必要であり、難しい課題である。

   

「アベノミクスとスポーツと体罰について」VideoNews、生放送

20130202日)ニュース・コメンタリー  

ゲスト:萱野稔人、ホスト:神保、宮台

  •  アベノミクスの発表に対して、市場は好感をもって各指標が「好転」している。しかし、これは一時のバブルに終わる。今後、先進国で経済成長はない。
  • 体罰については、日本の学校が纏ってきたアウラが消えうせた中で、教師はますます指導のむずかしさに直面せざるを得ない。私自身の意見は、浅田彰森毅が言ってたように、教師の給料と人数を倍にする。または、給料そのままで仕事量を半減し、人数を倍にする。
  • スポーツ(柔道)での暴力的指導については、日本のコーチング技術が遅れている。アメリカでは、コーチが選手の胸を突き飛ばすだけでも問題になるし、肩などにやさしく触れるとセクハラと取られるリスクもある。アメリカでは、アメフトの有名大学でコーチによるセクハラが発覚しており、長い禁固刑が科されると考えられている。

  

■「2013年、テーマは愛」VideoNews、生放送

20130105日)マル激トーク・オン・ディマンド 第612回 

ゲスト:小幡績(経済)、萱野稔人、ホスト:神保、宮台

  • アベノミクスの発表による目先の指標の好転に騙されてはならない。「若者が離職しない雇用」が増えているか、見なければいけないが、それに関して速報性のある指標はない。
  • 世界経済が回復基調にあり、日本経済の好転はその影響もある。好況によって支持率が上昇して夏の参院選で自民が勝てば、改憲を打ち出してくる可能性が高い。私たちは今から備えていかなければならない。
  • バブルを経験した世代は、好景気の夢を捨てることが難しい。しかし、バブルの時代は果たして幸せだったのか。小幡さんによれば、バブル期のクリスマスにはホテルで食事をして、高い部屋でやっとエッチが出来たが、そのセックスは冷たかった。対して今のデフレ期の若者は、部屋でパスタなんかゆでて、借りてきたDVDを見て、エッチしている。80年代に比べて、よほど温かいセックスが出来ているのではないのか。(笑)

 

今こそナショナリズムを議論の出発点にVideoNews、購入済

 20111029日)マル激トーク・オン・ディマンド 第550回 

ゲスト:萱野稔人、ホスト:神保、宮台

  • ナショナリズムは悪なのか』(萱野稔人)の出版を期した対談。
  • 東アジアにおける米軍のプレゼンスの低下に伴い、尖閣竹島の紛争が起こっている。
  • 国内におけるネトウヨや特在会の出現は、ナショナリズムの機能不全の兆候である。
  • 国際平和を維持するためにも、ナショナリズムを飛び越して世界市民のポーズだけ取るわけにはいかない。
  • グローバリズムによって国際格差が平準化し、結果として国内格差が生じているが、どちらの格差も、ナショナリズムを考え直さないと解決の方向は見いだせないだろう。
  • 私自身は、正社員の賃下げとワークシェアリングによって経済は縮小すべきで、資本制を離脱して軟着陸すべきと考えているが、もし先進国の経済を成長させたいのなら若く優秀な移民を大量に受け入れるしかない、と考えてきた(何度か提言している)が、現行のナショナリズムでは排外主義が強まらざるを得ない、ということを納得した。

  

2010年に壊れたものと2011年に作り出すものVideoNews、購入済

 20110115日)マル激トーク・オン・ディマンド 第509回 

ゲスト:青木理(報道)、萱野稔人 ホスト:宮台真司神保哲生

  • 政権を取った民主党への失望。
  • 小沢捜査を話題に、検察の問題を議論してたかも。検察が権力持ちすぎて独善的に暴走している、ような話。

  

 

■「右翼も左翼も束になってかかってこい」ニコニコ動画VideoNews無料放送

20070629日)マル激トーク・オン・ディマンド 第326回 5金スペシャル
ゲスト:小林よしのり、萱野稔人 ホスト:宮台

  •  HPより:「今日は、右も左も切り刻むことになる」と宮台真司が不敵に笑ってスタートした。「ワシの本をどう読んだら、『嫌韓流』に向かうのか。ワシは誤解されとるのよ」と勘違い右傾化を嘆く小林氏。小林氏と同席しただけで「友人の何人かは口を聞いてくれなくなる」と悲壮な決意で参加した萱野氏。鼎談は、小林氏の沖縄へのこだわりから始まり、右派左派の欺瞞から、ナショナリズムと格差社会へと、縦横無尽に広がっていった。
  • ニコニコ動画で見たが、初めは低レベルなひどい書き込みが多かったが、鼎談が進むにつれ、ニコニコ動画視聴者の認識が変化して啓蒙されてゆく様が、コメントに現れていて面白かった。私自身も、色々なことに気付かされた。内容的には、沖縄の裏話は面白かった。左右の不毛な構図を少しは解毒できた。小林よしのりをパトリ(郷土愛者?)として理解することが出来た。

  

他にも見たかもしらんが、忘れた。